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 訪問歯科日誌 by 愛知県名古屋市 在宅歯科サービス yui(ゆい) 在宅歯科サービス yui


当然かもしれませんが、歯科医療の現場に触れていると、あたりまえに見ていることは、一般の方にはとても新鮮に映ることは多いと思います。


よく考えてみれば、僕も訪問歯科に携わる仕事を始めた当初に現場で目にしたことはとても新鮮なものばかりだったなあ・・・と。

何より「入れ歯」。目にし、触ること自体が新鮮というか・・・正直、歯だけが存在するということがグロかった(入れ歯をお使いの方、ごめんなさい)覚えがあります。

往診の診療先で、先生に「ちょっと持ってて」と言われ、ポンと僕の掌に置かれたリアル入れ歯を見ながら若干固まった僕。
天才たけしの元気が出るテレビでエンペラー吉田さん(知ってます?)のすぐ外れる入れ歯くらいしか入れ歯との接点がなかった当時、入れ歯を目の前したときの感じは、初めて母親に自分のへその緒を見せてもらったときの感じとかぶるものがありました・・・「これか」って感じで。


そして少し慣れてきた頃に「へ~と思ったこと。

"2つに割れた義歯の修理"

どうやってやるとおもいますか?

義歯をお使いの方はご存知かもしれません


僕が驚いたのは "方法" と "材料" でした

まず、割れた義歯を接着剤で仮付けし、義歯切削用の小さいドリルで切断面に垂直に数ミリの深さのスジを入れます。
そして削ったスジの長さに合わせた長さの針金をスジに丁寧にセットします。この針金は建築で言うなら補強のための鉄筋の役割を果たします。

ここで先生は使う道具をドリルとニッパから筆へと持ち替えます。
筆とはいっても小さなストロー程度の大きさです。


そこで行うのが、コンクリートにあたる材料を針金をセットしたスジに流し込む作業なんですが、この材料が魔法です

粉末と液体を使いますが、まず筆を透明な液体にちょっと浸し、その筆先を粉末の入った小さな容器に挿れると粉末が液体と混ざってゲル状になったものが筆先にくっついてきます。すかさずそれをスジに流し込むんですが、この材料、徐々に固まって数分で硬くなります。お湯につけると硬化はさらに早くなります。
こんな感じで割れた入れ歯をくっつけて補強したら、あとは固まった材料の余分な箇所を削ってきれいに磨けば完成。非常に緻密な作業なんです。

とっても便利な材料と、ものの数分で自由自在に義歯を修復する技術に無邪気に感服してしまったものです


歯科医師は職人。と評されることもあるのはこういった緻密な処置も多いためですね。









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