2013.06.25
稲沢市の身体障害者療護施設にて
歯科受診される患者様を車椅子で診療場所まで誘導中
視線を下に向けると
おや?車椅子にかわいらしいバッグがかけてある
気づきました・・・バッグじゃない


膀胱にバルーンカテーテルを留置し、尿をためるバルーンバッグにわざわざカバーがしてあるのです。それもかわいらしい手作りのもの。
「はずかしくないように」という優しさです。
どなたがされたのかはわかりませんが、すばらしいなあと思いました。
”はずかしいんじゃないかしら”
医療を提供する側の視点からは仕事の効率ばかりに目がいくと、ついついこういった感覚がすっぽり抜け落ちてしまうこともあります
わたしたちで言えば、治療を受けられているとき大きく口を開いたままの姿を見られていることがはずかしいって感じている方だっているかもしれません。
治療をする視点だけでなく、治療を受ける視点を意識しようと思いました
だってそれが思いやりですもんね
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