2013.07.05
発達障害の方の歯科治療
稲沢市の身体障害者施設へおうかがいしていますが、さまざまな利用者さまがおらます
その方のお身体の状況にあわせて歯科治療を行って行くわけですが、
中には歯科治療そのものに対する恐怖感、抵抗感が大きい方もおられます
発達障害のあるこの患者さまも最初はお口を開くことすらしてくれず・・・
奥に大きな虫歯があり、できるなら治療して差し上げたい。
そんな思いで施設職員様もわたしたちも
工夫し、(なだめ)
焦らず、(やさしく)
我慢し、(笑顔で)
でも、4、5回治療(というかお話)を繰り返すも・・・
なだめすかしてやっとのことで撮ったレントゲンすらブレて写っておらず(>.<)
だめかなあ・・・一時はあきらめかけましたが
「歯磨きだけでも続けてじっくり慣れてもらいましょう」
そんな職員さんからの熱のこもった提案もあり、
歯磨きを続けると・・・
なんと・・・
この日は機械を使っての歯石取り(大きな音が出るし歯茎への刺激もあるのでハードルは高い処置)までできるようになりました!!
Rちゃん、やったね

今では「歯医者行こうね」って呼びに行くとニッコリしてくれるもんね
これなら虫歯の処置も可能では(先生談)
でも麻酔注射という高い壁もあるのですが・・・

いつも治療が終わって車いすを押して食堂へ送っていくのですが、
いつも「がんばったね、上手にできてたよ」って声をかけると見せてくれる屈託のない笑顔が大好きです
スポンサーサイト

| Home |