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一時期流行したこの本

チーズはどこへ消えた? チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン

"急激な変化" に対応することがいかに重要かをチーズを巡るねずみと小人の話に喩えて説くお話。

ページ数も少なく、ごくシンプルな内容なので、本をあまり読み慣れない人でもスッと読めてしまう本ですが、テーマが象徴的に語られていて、読む者それぞれに読み解き方が持て、自分の環境に置き換えて考えを膨らませることができるいい本だと思います。

あなたは、スニッフやスカリーになれてますか?・・・


スニッフやスカリーが何者かは本を読んでいただくとして、


この本を読むと思い出すのが 「羊蹄山」 百名山にも名を連ねる北海道の名山です

僕は、山登りがとても好きで、羊蹄山にも何度か登っていますが、すべてを飲み込んでしまいそうな山頂火口部の荒々しさ、山頂近くのお花畑とそこかしこで見られる花々の彩りの美しさに魅せられるすばらしい山の一つです

ハイカーに愛される山である一方では、何人かの登山者の命がここで奪われたこともある厳しい自然がある山でもあります

山容は富士山と同じようなきれいな円錐形をしていますが、得てしてそういった山は、眺めれば美しいものの、登るとだらだらとした登りが続き、しんどいものです
羊蹄山もまさにそういう山。山頂付近を除く「9割」は風も通りにくい樹林帯をひたすら高度を上げてゆくだけの登り、景色もへったくれもない登りは暑く、拷問に近いものがあります。それだけに上で見るもののすばらしさがあるともいえますが・・・

その「9割」を越えると。

"急激な変化" が訪れます。

それまで樹林帯に守られるようにして頂へまっすぐに伸びていた道は、荒涼としたふきっさらしへと変化し道にはごつごつとした石も多くなります。

環境の一変による急激な体温低下、姿勢や歩調の変化などへの対応が必要ですが、同時に花が多くなり、それまで見えなかった景色をより楽しむことができる場所ともなってくるため、気分の高揚でこれらへの対応が緩慢になりがちな状況でもあります。

まさに「チーズは・・・」のヘムとホーです。

対応を怠るとリズムを崩し、判断の誤りは命の危険を生むことすらあります。


人は変化には対応できる動物じゃないかと思うんです。


ただ大切なのは「変化」を「変化」だと気づくことができるかどうか


羊蹄山の頂に近づいたとき、
そういえばさっきから冷えてきたし歩きにくいから足が痛くなってきた・・・
こう感じ出したときには「変化」はとっくに訪れていたということ。

運が悪ければ僕は今ここでブログを書いていられなかったかも。


この世は変化の連続。
今まさに何かが変化してるのかもしれませんよ

普段から緩慢な僕も「変化」に気づける人になりたい。スニッフとスカリーであるべく!









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昨日、ブックオフに本を売りに行きました。
結構高く買い取ってくれるもんですね

いつも本棚がいっぱいになってくると、もう読まないだろうって本とさよならする。



読書に関しての僕の持論、「最初の数ページ読んでつまらない本は、それ以上読み進めても面白くなることはない」


この持論通りの本がひとつある

「夜間飛行」 サン・テグジュベリ

昔のフランスを舞台にした飛行機のパイロット話です。

サン・テグジュベリといえば、星の王子様などの名著で知られるフランスの人気作家ですが、「夜間飛行」は面白くありません、というか理解できないというか・・・僕には。


でも、この本、さよならするリストになかなか入れません。もう買って15年くらいは経ってますが。



なぜか・・・

"サン・テグジュベリ" って響き、カッコよくありませんか?

いつか「俺は "サン・テグジュベリ" が好きだ」「あっ、キミも?」みたいな会話をしてみたいといういたって無邪気な理由。




読書のもうひとつの持論は、「本は年齢や時代を経るとともに受け止め方や面白さは変わるもんだ」

ただ、この持論を胸に、数年に一度「夜間飛行」をペラペラとめくるものの、未だに「夜間飛行」の受け止め方は変わらない。心の成長がないんだろうか


なんか変な期待とともにずっと本棚に眠っとります






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